新4Kモデルは小型化した分、バッテリー切れの前に高温による録画停止になるのが早くなっているようです。今回簡単な条件ですが、連続撮影時間を確認しましたのでご参考になればと思います

 機能やAS200,X1000Vとの比較などまとめ紹介はこちら新設計レンズ、空間光学ブレ補正搭載と普通サイズになった4Kアクションカム - HDR-AS300/FDR-X3000

わたし的
4K連続撮影可能時間の目安
・室内なら20分~30分、WiFi OFFで30分~40分(カメラ温度上昇による保護機能で自動停止)
・自転車などカメラに風があたる場所では50分、WiFi OFFで60分(バッテリー不足による自動停止)
 ※直射日光がカメラにあたる場合、暑い場所だとさらに短くなると思いますが・・・。

 8/27追記:ヘルプガイド「付属バッテリー使用時における撮影・再生可能時間の目安」にアクションカム各機種、4K(100Mbps)以外の連続撮影時間の記載がありました!。下記抜粋です。

連続撮影時間(*1)

本体Wi-Fi設定ライブビューリモコン/スマートフォン接続状態動画記録フォーマット
FDR-X3000HDR-AS300HDR-AS50
XAVC S 4K
2160 30p/25p 60M
MP4
1080 30p/25p HQ
MP4
1080 30p/25p HQ
MP4
1080 30p/25p HQ
ON接続約25分(*2)約115分約115分約150分
非接続約50分約125分約125分約165分
OFF-約60分約135分約135分約195分
  • *1連続撮影時間は、満充電したバッテリーを使用して、25℃で連続撮影(ハウジング非装着状態)した場合の時間になります。

    *2カメラ内部の温度上昇により、バッテリーを使い切らずに自動的に電源が切れます。ライブビューリモコン(RM-LVR3)の(撮影中モニター自動消灯)機能を使用した場合は、一定時間経過後にBluetoothでの接続を維持したまま本体Wi-FiをOFFにする省電力モードに入り、記録時間を伸ばすことができます。

 以下、この「わたし的連続録画時間の目安」は下記テストを元にしていますが、すべて各条件1回限りです。カメラ個体差もあるでしょうからこの目安は参考として、ご購入後にご自身の撮影環境で再度ご確認ください。

■連続撮影時間テスト
 テストはすべて室内で、主にカメラに風があたるか(冷却されやすいか)、WiFiがONかOFFかで高温による停止時間(撮影時間)が変わりそうです。カメラは三脚固定かカメラを揺らして(ロデオ状態)ブレ補正機能による影響も確認します。

共通設定:画質4K 100M。ブレ補正Active。GPS,BluetoothもON。画角Wide、ズームOFF。
 撮影テスト後、電源OFF(充電もしていない状態)で30分以上あけて冷却して次のテスト実施。バッテリー充電はACアダプタACC-TRBXを使用。高温停止前の「警告」通知時間は気づいた時だけ記録しています

1.風なし

(1)WiFi ON
 ・連続録画された時間[分:秒](停止状況) 三脚固定orカメラロデオ※ WiFi接続状態など
 ・18:45(高温強制停止) 三脚固定。スマホでライブ映像表示しながら録画。
 ・30:50 (高温強制停止)三脚固定。スマホでWiFi接続せず(カメラボタンで録画開始)
 ・24:36(高温強制停止。約20分で警告)カメラロデオ。スマホでWiFi接続せず

(2)WiFi OFF
 ・41:40(高温強制停止。約35分で警告)三脚固定
 ・32:20(高温強制停止。約28分で警告)。カメラロデオ

2.風あり※屋外想定。カメラの真正面(レンズ側)に扇風機(弱)から約2m離して風をあててみる
(1)WiFi ON
 ・56:54(高温強制停止) 三脚固定。スマホでライブ映像表示しながら録画。
 ・66:31(高温警告なし、バッテリー切れで終了)三脚固定。スマホでWiFi接続せず
 ・(未測定)カメラロデオ。スマホでWiFi接続せず

(2)WiFi OFF
 ・71:17(高温警告なし、バッテリー切れで終了)三脚固定
 ・63:31(高温警告なし、バッテリー切れで終了)カメラロデオ

※カメラロデオ:悪路想定です。電動足裏ローラー式マッサージ器を低速で動かし、カメラを載せたミニ三脚の足をそのローラーの上に1つ載せて断続的に揺らしました。カメラ揺れのイメージを伝えると、カメラの上下振り幅約1cm 4回/毎秒程度と、さらに小さい振動が左右8~10回/毎秒 程度です。ちなみにちゃんと手振れ補正できてましたよ(笑)

補足:ヘルプガイド「長時間撮影について
 高温警告通知は、カメラ液晶に温度計マークが表示、REC LEDが点滅、警告通知直後は音も鳴ります。録画自動停止された場合の再録画開始には目安として10分以上あける必要があります。

■メモリについて
 4K 100 Mbpsで記録する場合は、UHSスピードクラス3 のメモリが必須です(カメラでメモリ種別を判定しています)のでご注意ください。画質を60Mbpsに落とせばU1でも大丈夫です。
 100Mbpsの場合、メモリ64GBで約1時間15分、128GBで約2時間35分を残せます。詳細は下記をご確認ください。
 microSDカード7社9種類の4K対応メモリを比較してみる - FDR-X3000

 補足:ヘルプガイド「本機で使用できるメモリーカード」「動画の撮影可能時間の目安」「静止画の撮影可能枚数の目安
 アクションカムサポート「Q:メモリーカードが正常に認識されず撮影を開始できない

■バッテリーについて
 バッテリー1つで画質が4K 30pの場合、メーカーの目安は連続撮影時間:50分(WiFi OFF時で60分)、待機時間を含む実撮影時間:40分(45分)
 ヘルプガイド「付属バッテリー使用時における撮影・再生可能時間の目安
 充電時間の目安:パソコン経由で充電約265分(4時間25分)。ACアダプタACC-TRBXで約2時間15分。
 アクションカムサポート「Q:カメラとパソコンをUSB接続しましたが、バッテリーが充電できません。

USB給電撮影について補足
・USB給電中はバッテリー充電されない。
・USB給電中はバッテリーなくても電源ON,録画以外の操作は可能。
 ※バッテリーがない状態で録画開始は不可。バッテリーを入れ録画開始後にバッテリーを抜くとしばらく継続しますが約10秒後で強制停止になります。
 
■バッテリー消耗を確認する(7月4日変更)
 市販のUSB電流チェッカーを使って確認しました。おもちゃみたいな機械で測定&目視ですので雰囲気だけ

・電源ONだけで録画状態の約60%~70%消耗する
・WiFiをOFFにすると約5%~15%程度消耗を抑えられる
 WiFi ONの状態から、スマホまたはライブビューリモコンを接続すると約10%消耗する
・バッテリーをカメラに1日入れっぱなしにすると撮影時間は約10分短くなる?(長時間入れっぱなしにしないほうがよい)
 テスト内容:5日間でバッテリーマーク4→3を確認(6~12時間毎に電源を約10秒間入れてバッテリーマークを確認)。この5日間入れたままのバッテリーで4K WiFi OFF三脚固定で連続録画20分12秒でバッテリー切れ終了。同一条件のバッテリー満充電状態で71分17秒だったことから、7日間でバッテリーがなくなるはず?(途中で約20回ぐらい約10秒電源ONしているのでその分消費してるけど)。メモリマークは3/4だったのでちょっと納得はできないですが・・・。ま、最大これぐらい消費するということで
 ※当初はOFF状態で「録画状態の10%消費」と記載していましたが、消費量が微量で測定機器の誤差も大きいと感じられたので上記方法で再確認しました(7/4追記)
・ブレ補正をOFFにすると0%~10%程度消耗を抑えられる(ブレ処理ではなく画像処理で消耗してるだけかも・・・)
・BluetoothとGPSの消耗はごくわずか

 ヘルプガイド:「バッテリーの上手な使いかた」「バッテリーの消費を抑えるには

下記は測定時の条件と測定内容です。
 各測定時間は30秒~1分程度で、毎秒1回表示される消費アンペアを目視で最低値と最大値を確認
 積算値であれば正確だと思うが、時間がかかるのでそこまではちょっと・・・

(1)測定比較
 下記比較は三脚固定撮影中の消費を100%とする。また、測定時間内の中央値で比較します。
 共通:ブレ補正アクティブ、Bluetooth ON、GPS ON
 ※三脚固定時、テスト環境では映像の変化がありませんのでカメラ内映像処理負荷も低い状態です。

(1)-1:画質4K 100Mbps
・WiFi ONで三脚固定撮影状態を100%とした場合
比較:中央値 カメラ状態
 13%:0.100A 電源OFF状態
 60%:0.450A 電源ON状態
 68%:0.505A スマホ、ライブビューリモコン接続状態
100% 0.745A 録画(三脚固定)
113% 0.840A 録画(悪路走行時)
114% 0.850A ※ブレ補正OFFで録画(悪路走行時)

・WiFi OFFで三脚固定撮影状態を100%とした場合
 57%:0.430A 電源ON状態
100% 0.750A 録画(三脚固定)
106% 0.795A 録画(悪路走行時)
106% 0.795A ※ブレ補正OFFで録画(悪路走行時)

(1)-2:画質HQ
・WiFi ONで三脚固定撮影状態を100%とした場合
 78%:0.325A 電源ON状態
 89%:0.370A スマホ、ライブビューリモコン接続状態
100% 0.415A 録画(三脚固定)
120% 0.500A 録画(悪路走行時)
107% 0.445A ※ブレ補正OFFで録画(悪路走行時)

・WiFi OFFで三脚固定撮影状態を100%とした場合
 75%:0.290A 電源ON状態
100% 0.385A 録画(三脚固定)
112% 0.430A 録画(悪路走行時)
100% 0.385A ※ブレ補正OFFで録画(悪路走行時)


(2)測定データ
(2)-1 ブレ補正Active
・4K 100Mbps WiFiON
0.09~0.11A 電源OFF ※BlutoothOFFで0.08~0.09A
0.31~0.59A 電源ON ※GPS OFFで0.30~0.58A。ただし屋内のためGPSは受信していない状態
0.41~0.72A カメラを揺さぶる(録画していない状態)
0.35~0.60A WiFiのみ接続
0.40~0.61A スマホアプリ接続映像表示
0.41~0.61A ライブビューリモコン接続映像表示
0.56~0.93A スマホ未接続状態で録画 ※GPS OFFで0.55~0.91A
0.64~1.04A スマホ未接続状態で録画、カメラを揺さぶる

・4K 100Mbps WiFiOFF
0.30~0.56A 電源ON
0.41~0.67A カメラを揺さぶる(録画していない状態)
0.57~0.93A 録画
0.57~1.02A 録画、カメラを揺さぶる

・HQ WiFiON
0.24~0.41A 電源ON
0.35~0.52A カメラを揺さぶる(録画していない状態)
0.28~0.42A WiFiのみ接続
0.28~0.46A スマホアプリ接続映像表示
0.28~0.46A ライブビューリモコン接続映像表示
0.31~0.52A スマホ未接続状態で録画
0.39~0.61A スマホ未接続状態で録画、カメラを揺さぶる

・HQ WiFiOFF
0.22~0.36A 電源ON
0.28~0.49A カメラを揺さぶる(録画していない状態)
0.26~0.51A 録画
0.28~0.58A 録画、カメラを揺さぶる

(2)-2 ブレ補正OFF
・4K
0.31~0.60A 電源ON。
0.39~0.62A WiFiのみ接続
0.39~0.63A スマホアプリ接続映像表示
0.59~0.96A スマホ未接続状態で録画
0.66~1.04A スマホ接続映像表示状態で録画 カメラを揺さぶる
0.61~0.98A WiFi OFFで録画 カメラを揺さぶる

・HQ
0.22~0.41A 電源ON。
0.28~0.41A WiFiのみ接続
0.28~0.45A スマホアプリ接続映像表示
0.28~0.49Aスマホ未接続状態で録画
0.35~0.54A スマホ接続映像表示状態で録画 カメラを揺さぶる
0.26~0.51A WiFi OFFで録画 カメラを揺さぶる


感想
 4K撮影は環境(条件)によって撮りっぱなしにするか事前に考えておいた方がよさそうです。予想できれば準備できますもんね。あと、4K撮影時の動画フォーマットはMP4ではなくXAVC Sです。
 次は撮影後のソニーが提供するアプリ「撮ったあとも楽しみたくさん」もちょっと確認して時間があれば試してみたいと思います。
 参考:「Action Cam Movie Creatorでできること
 

以上