フルHDで360度自動おっかけ機能で、映像を見てるのが楽しくなるホームカメラiCamPRO FHD(約3万円)を試してみました


価格と最新機種について
 LEDライトなど機能が強化された最新機種は名称も「ATOMに変更されすでにAmazon.co.jpで約32,000円で販売中。そのため旧機種となったiCamPRO FHDを現在Amazonで16,800円(10/16時点)で販売しています。
 新型では、威嚇用LEDライトが追加(夜遠くまで見えるようになるわけではないみたい)されたぐらいで、あとはよくわかりません。顔認識の機能は今後アップデートで機能追加される予定はあるようですが・・・認識精度や機能など不明です。
●新型
ATOM(アトム)/ブラック(黒)/Amaryllo
by カエレバ
●旧型
Amaryllo Robot Security iCamPRO FHD Home Security Camera - White by Amaryllo [並行輸入品]
by カエレバ



 2015年12月より一般発売開始され、高さ9cm×幅10cm 約270gの小型軽量で、壁や天井にも設置可能なアクセサリーが同梱され、フルHD(1920×1080)高画質、赤外線LEDで夜間も記録可能で、インターネットからスマホアプリで簡単に接続、リアルタイム映像(回線速度によって解像度を自動調整)を見ることができます。屋外では利用できませんが動く対象が少ない場所であればモーションセンサーによる自動パン360度の監視・セキュリティカメラとしても使えると思います。そしてこれまでのホームカメラにはないすっきりとしたデザインも魅力的です。
 
出品2
※標準添付のUSBケーブルは約2mです。

1. 動作
オフィス内での自動追跡例

一般家庭での子供自動追跡例

・夜間も追跡可能


スマホアプリでの映像表示、手動操作と保存した映像ファイルaviのサンプル
 
・2016/5/26追記 録画映像をタイムラインから表示する機能が追加されていました


それから検知して欲しくないエリアも設定できます※ただし、ホームポジション(通常のカメラの向き)で映っている映像範囲のみ設定可
 下の動画では、検知してほしくないエリアが青くなっていて、人がその青エリアにはいっているときは何もしないが、それをはずれると追尾モードになり全エリアが追尾対象になります。追尾対象を検知しなくなって約10秒後にホームポジションに戻り再度通常の探知モードになります。
 
 このエリア設定はホームポジションに表示されるエリアのみ設定可能で、動画のように四角の範囲でのみ指定でき最大4個設定可能です。

 追っかけたあと、約10秒く検知されないとカメラはホームポジションに戻ります。
※ホームポジションはスマホアプリで自由に設定でき、カメラのリセットや電源OFF後でもホームポジションの場所は覚えています。
 モーションセンサーは前方と後方にわかれていて、それぞれ有効、無効に設定できます。後方を有効にすると、後方エリアで検知した場合にはこの上記の検知エリア設定に関係なく、追尾を開始します。
もちろんスマホアプリで映像を見ながら手動でパンチルト可能で、自動追尾中でも映像をなぞるだけで手動操作に切り替わり、自動追尾ボタンを押すかリアルタム表示をやめると自動的に自動追尾モードに戻ります。

・一般レビュー


2. 製品紹介
 Gigazine:侵入者を自動で追尾するWi-Fi接続セキュリティカメラロボット「iCamPRO」
 Gigazine:スマホで遠隔操作でき、動きや音に反応して自動で静止画&ムービー撮影が可能なネットワークカメラ「iCamPRO」を使ってみました(2016/6/8)

 メーカー製品情報:Amaryllo:iCamPRO FHD
 オランダ アマリロ・インターナショナル社の製品で製造は台湾で行われています。
 ※技術基準適合証明取得済み(技適マークあり)ですので安心して使えます

概要

 外出先からでもスマホ、タブレットでリアルタイム映像を確認することもできます。また、映像をファイルサーバ、Google Driveまたはメーカークラウド(Amarylloクラウド)に保存できます。

スペック: メーカーサイトスペック一覧
画質:FHD(1920×1080 30fps),HD, VGA, QVGA 200万画素(1/2.7 CMOS)
パンチルト: パン-170度~+170度、チルト-20度~+10度
 私が確認した感じでは、パンすることで360度見ることはできますが、チルトで上方向最大にしても映像は+70度程度まで下方向は-10度しか映りませんのでカメラの真上方向は写りません。撮影したい方向が写るように壁や天井に設置することも可能です。
夜間:赤外線LEDおよび赤外線カットフィルタの自動制御で夜間でも撮影可能です。
無線:MIMO 2x2 Wi-Fi 802.11 b/g/n ※有線LANなし
ズーム:アプリ上のデジタルズーム ※光学ズームではありません
 iOS,Androidアプリ共にリアルタイム表示時可能。過去の映像(クラウドに保存された映像)のスマホアプリでのズーム不可
自動追尾 ※映像を見てるときに操作することで手動パンチルト操作も可能
 モーションセンサーで検知すると自動的に追尾を始めます。※センサーは前方または後方にあり、それぞれ無効にすることもできます。
 補足
 追尾後約10秒間検知がない場合、カメラはホームポジションへカメラへ移動します。※この時間は変更できません。
動き検知の一部エリア無効も可能
 ホームポジションで表示される映像に限定しますが、その映像の一部エリアを検知無効にすることができます。
 カメラがホームポジションに位置している状態に限り、スマホ上に表示される映像の一部のエリア(四角の範囲で最大4カ所)を指定することで検知を無効にすることができます。有効範囲内で検知、カメラが移動すると無効エリアでも追尾します。また後方エリアのセンサーを有効にした場合も同様に動作します。
 【ホームポジション補足】
 カメラの電源OFFまたは再起動でもアプリ上で設定したホームポジションは記憶されており、電源ONまたは再起動後でもカメラはホームポジションにに戻ります。
映像保存先
 録画する映像の保存先は以下の3ヶ所のどれかです。
 同一ネットワーク保存の場合
 (1)NAS(ファイルサーバ):お持ちのパソコンやNASに保存できます。保存する容量を制限し、指定した容量を超えると自動的に古い映像を削除します。ファイルサーバに保存された映像はAmarylloアプリでは見ることができません。
 インターネット上に保存の場合
 (2)Google Drive:無償で15GB、100GBなら月額1.99ドルなど、ストレージ プランの購入、変更、キャンセル
 (3)Amarylloクラウド:メーカーで提要している保存先です。無償24時間前まで保存、有償で30日以上保存可。

マイクとスピーカー:カメラ側にもマイクとスピーカーがあり、スマホアプリからトランシーバーのように交互に音声を確認することは可能です。音質はあまり期待しないでください。
検知時のアラート通知:スマホアプリ"Amaryllo"で通知します
 アラートは文字だけか、写真付で通知します
・スケジュール 撮影しない時間を指定でき、その時間はプライベートモードになり一切記録されません。ただし、時間指定は1つだけ、あとは曜日だけなので「指定した曜日の9時~17時は検知・保存しない」という設定しかできません。
・天井、壁に設置も可(映像の上下反転する設定もあります)
 防水ではありませんので室内でご利用ください。

3. 動作検証

3-1. 保存先の映像について
(1)ファイルサーバ(PCでファイル共有)保存の場合 ※確認予定
(2)Google Drive保存の場合
 フルHDで保存した場合、保存される容量は最大13GB(無料15GB)で9時間程度の録画分しか残らない。容量が足りないと古い動画は自動的に削除される。
 Google Driveの仕様上、アップが完了してもGoogle側の映像処理に時間がかかりAmarylloアプリやパソコンブラウザでのプレビューではすぐには表示されない。ブラウザでGoogle Driveからダウンロードすればすぐ確認可能。
 ファイルは以下の場所に保存される。
 例 "iCRa0kv2r"フォルダ - "2016-01-28"フォルダが作成され、その中に"REC_2016-01-28_11-44-04_iCRa0kv2r.avi"のような日付、カメラ名称、時刻がわかるファイル名の動画ファイルが作成される。
 ・録画解像度"1080"の場合
 aviファイルは1920×1080 24fps ビットレートは3328kbps固定 5分間映像で約42MB(常時録画は12分間映像で150MB~180MB程度。ビットレートが低いので若干ぼけてる感じになる。
 ・録画解像度"720"の場合
 aviファイルは1280×720 24fps ビットレートは2099kbps固定 5分間映像で約16MB。ビットレートが低いので若干ぼけてる感じになる。

 ・映像保存設定で"イベント録画"を選択した場合は検知後3分以上録画される。

(3)Amarylloクラウド保存の場合 
 Amarylloクラウドも同様に映像処理に時間がかかりAmarylloアプリやパソコンブラウザでのプレビューではすぐには表示されない。ブラウザから映像ファイルをダウンロードする方法はない※アプリからも不可。

【カメラのmicroSDカードスロット補足】
 挿入されているmicroSDカードを取り出してパソコンに繋げると再生することは可能でした。動画はメモリの"video"フォルダにavi形式で保存されています。検知時の写真は"picture"フォルダにjpgファイルとして保存されています。


3-2. 機能確認など
・検知方法
 モーション検知と音声検知があるが、音声検知はちょっとした物音が多いところだと通知が多すぎて結局見ないしわずらわしく感じる場合もある。その場合は音声検知はオフにする(私は使ってません)。音声感度は低、中、最大の3段階ある。
IMG_3824


・保存先にAmarylloクラウドを選択する利点
 アラート通知方法のモードで"テキスト","静止画"が表示されるが、保存先にAmarylloクラウドを指定した場合のみさらに"ビデオ"を選択することが可能となり、Amarylloアプリのアラート一覧"通知"に静止画が表示されビデオマークマークをタップすると検知時の約5秒~8秒間の動画が表示される。

以下は屋外設置iSensor HD Patioでの例です。Amarylloクラウド契約してるのはこれだけなので画質は比較できませんが操作性は同じのはずです。
(1)以下のホーム画面で"通知(Notifications)"を選択します
IMG_3826
(2)検知一覧が表示されます。Amarylloクラウドに保存した映像なので"ビデオ"で保存できますので再生マークが表示されています。選択します。

IMG_3842
(3)画面に静止画が表示されます。再度タップすると動画が表示動作になります。実際の動画は下記写真ではなく、その次のYouTube動画をご確認ください。
IMG_3843
以下がその動画です(ノーカット)。※センサー検知した動画はAmarylloクラウド保存に限り5~8秒程度の動画として一覧表示されます。

ちなみにカメラは、4階窓に設置しほぼ真下の地上を映しています。
 下は夜間例(雨音が録音されています)。iSensor HD PatioにはLEDライトもフィルタもありませんので夜間は苦手です。


 Amarylloクラウドの料金プランは3つ
 Free:Plan:24時間保存:無料
 Gold Plan:30日間保存:月額9.99ドル、1年一括なら99.9ドル
 Platinum Plan:365日間保存:月額14.99ドル、1年一括なら149.9ドル
 Free Planを利用したい場合でも申込時にはクレジットカード番号登録が必要で、30日間無料のGold Planに自動的になってしまいます。忘れないようにCommunitiesでBasicプランへの変更を以下のような例で投稿してください。
 例:Could you downgrade my plan to Basic plan? Thank you.

4. 参考:他メーカーのフルHDまたはパンチルト対応カメラ一覧
 購入前にいろいろ探してみましたがフルHDでパンチルト対応は結構高価です。HD画質でいいなら最近中国メーカーKEIANの約6,000円が飛び抜けて安いです。使い勝手はわかりませんが・・・。
(1)フルHD(1920×1080)かつパンチルト対応
afreey:ANC-3210M  価格COM(約38,800円 1/25現在) 仕様。光学ズーム3倍。パン250°/チルト75°。有線あり。NAS対応。

(2)フルHD(1920×1080)対応※パンチルトは不可
Netatmo:Welcome  価格COM(約24,800円 1/25現在) 仕様。有線あり。
COREGA:CG-NCDO011A  価格COM(約25,000円 1/25現在) 仕様。2015年2月発売。有線のみPoE給電(無線なし)。

(3)画質はHD(1280×720)におちるがパンチルト対応
KEIAN:C7823WIP 価格COM(約6,300円 1/25現在) 仕様。2015年9月発売。100万画素(1280×720)パン270°/チルト70°。有線あり
IODATA:Qwatch TS-WPTCAM 価格COM(約16,800円 1/25現在) 仕様。2013年4月発売 パン355°/チルト120°。有線あり
エレコム:NCC-EWNP100WH 価格COM(約19,000円 1/25現在) 仕様。2014年10月発売。パン355°/チルト120°。有線あり。NAS対応。赤外線リモコン
PLANEX:カメラ一発! CS-W70HD  価格COM(約31,500円 1/25現在) 仕様。2013年10月発売。パン180°/チルト90°。有線あり。NAS対応。
Amaryllo:(同一メーカー)(100万画素)あんしんカム iCam HD 360 ヨドバシで27,000円(2016/1/25現在)


5. 感想
 パンチルト機能って、一般的なカメラ運用では結局は、特定の場所しか映っていないので、外出先からリアルタイムに手動でがんばっておっかけるとき以外はあまり意味がないんですよね。パンチルトなくても画角が広ければいいですしね(広くなる分画質は落ちますが・・・)。で、このカメラなら勝手に追尾して長い間監視できるので観察してる気分になります
 自動でに追いかけ続けるカメラは他にありませんし、室内で動き回るお子さんやペットの観察とかにもいいですよ。360度といえばKodak PIXPRO SP360 4KのようなカメラもUSBカメラも検討しても面白いとは思いますが、パソコンにUSBケーブル接続してUSTREAM配信設定して・・・いろいろアプリとか調整などが大変そうです。

 ただ、映像を保存される方でかつ保存先をGoogle ドライブまたはAmarylloクラウドに保存する場合には高速な上り回線が必要ですので、インターネットに光回線を使ってる方じゃないと無理かなぁと思います。

 メーカー提供の基本的なマニュアルも一応あります(Amaryllo全製品対応の共通基本マニュアルになってます)。設定方法は「セットアップ - iCamPRO FHDレビュー(2)」をご確認ください。使いこなして順次更新いきますので何かご不明な点がありましたらご質問ください。

6. 販売について
 メーカー直販は299ドルから249.9ドル+送料9.99ドル合計260ドル(クレジットカード会社手数料含めて1ドル105円だとすると約27,000円+関税)。Amazon.comで249ドル(日本直接発送不可)。。
by カエレバ
by カエレバ
メモ
 ファームウェア3.6.2からホームポジション、検知ブロック設定が可能になった。 
■屋外タイプもあります↓。こちらは自動追尾ではありませんが、屋外でも利用可能かつHD画質パン対応(チルトなし)で最安値です。
by カエレバ
メモ
 ファームウェア3.6.2からホームポジション設定が可能になった。 

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