2015/12/23 "PIXPRO SP360 4K UVC"ドライバー使用方法を追加

 SP360 4KはUVC(USB Video Class)機能をサポートし、パソコンでUSBカメラとしても利用できるようになりました。今回はUSBカメラとしても4Kが取り込めるのか確認してみました。

 【ライブ配信】
 やってみたらそれっぽくできましたよYouTube360度ライブ配信を試してみる - SP360 4Kレビュー(8)

 【気になるライブ配信情報1】PANOPLAZA:PANOPLAZA LIVE サービス一般公開(2016/4/15)
 もうすぐ360度ライブ配信が実現できそうですよ。ただ、パソコンへの入力はHDMIっぽいのでいろいろ追加が必要になりそうですが・・・。
一部抜粋:
 カディンチェでは2014年12月より公開しているパノラマ動画共有配信サイトPanoPlaza MovieにPanoPlaza Liveを加えることで、360度動画の収録動画・生中継の両方に対応しました。
 専用のWindowsパソコン向けパノラマ映像変換・送信プログラム(仮称:PanoStream)は後日当社ウェブサイトにて公開予定です。

 SP360ではありませんが、360度動画を配信するという楽しそうな動画がありましたのでご紹介
 Joseph Tame:ジョセフの東京マラソン2016 プロジェクト ハイライト
  

 【気になるライブ配信情報2】「HUG」https://hugvr.com/
  HUG PROJECT


補足:USB給電による撮影について
 USBカメラを使用する際も基本的にバッテリーで動作します。下記の条件でバッテリー消費せずに動作するようです。(2015/12/11追記)
大電力を供給可能なUSBポート(CDP:チャージングダウンストリームポート[Charging downstream port])に接続した場合に限りウェブカメラモード中に電池を消費することなく使用することが可能です。※起動してからUSBポートに接続した場合に限ります。」(取扱説明書V2 P37より)
 ちなみに私のパソコンで4ポートのうち1ポートだけバッテリー入れてなくても起動は可能でした。他のポートも起動しようとしますが電力が足りないのかカメラの電源が落ちたりします。USBにも2.0,3.0だけじゃなく電力にも規格?があったんですね知らなかった。USBハブでACアダプタ使って急速充電できるタイプはこのCDPに対応しているやつとかあるのかもねぇ。ノートパソコンに繋げて長時間撮影や歩きながら生中継とかで利用しようとしている方はご注意を!
 今回、解像度確認、動画取り込みに使用させていただいたソフトは「AG-Webカメラレコーダー」です。
紹介記事:窓の杜 Webカメラの映像を録画できるシンプルなツール「AG-Webカメラレコーダー」

A. OS標準USBカメラドライバーを使用した場合
SP360 4Kを接続した際に、このソフトで表示された出力サイズとフレーム率は以下のようになりました。
a.魚眼レンズ的映像(ラウンドモード的映像)
 (1)2880×2880 5fps
 (2)2048×2048 5fps
 (3)1440×1440 5/15fps

b. 一般映像(フロントモード的映像)
 (1)3480×2160 5fps ※ただし、レンズ枠が2,3割を占めています・・・
 (2)1920×1080 5/15fps
  下記動画(3)~(5)は視野角設定変更時の画面です
 (6)1280×720 5/15/30fps
 ・640×360 5/15/30fps ※今回は検証省略

以下、その映像です。今回、動画は「AG-Webカメラレコーダー」で取り込んでいます。取り込み時はそのソフト独自コーデックのAGM-DCTを選択しました。動画内の時刻はそのソフトで表示しています。その後、AVI形式に変換してYouTubeへアップロードしています(mp4形式に変換しようとしたらエラーになったのでとりあえずAVI形式に変換しました)。AVI形式のファイルをリンクしましたので手元で確認したい方はダウンロードしてみてください(動画は5秒程度に短くしています)


1.USBカメラとしてキャプチャーした動画
a.魚眼レンズ的映像(ラウンドモード的映像)
(1)2880×2880 5fps(実フレーム4~5fps) AVI形式ダウンロードはこちら
 

(2)2048×2048 5fps(実フレーム4~5fps) AVI形式ダウンロードはこちら
 

(3)1440×1440 15fps(実フレーム9~12fps) AVI形式ダウンロードはこちら
 

b. 一般映像(フロントモード的映像)
(1)3480×2160 5fps(実フレーム2~5fps) AVI形式ダウンロードはこちら
 

(2)1920×1080 15fps(実フレーム10~12fps) ワイド(206度)設定 AVI形式ダウンロードはこちら
 

(3)1920×1080 15fps ワイド(206度)設定
 SP360 4Kの1920×1080では視野角を3段階設定できますのでそれぞれキャプチャーしました。※3480×2160では視野角を変更できません。
手振れ補正機能オン、オフ時の視野角(取扱説明書V2 P23より)※下図のように対角線上の視角です
 手振れ補正オン:Ultrawide 206°、Middle 173°、Narrow 150°
 手振れ補正オフ:Ultrawide 235°、Middle 188°、Narrow 163°

pdf - Adobe Acrobat Reader DC

 
・動画のキャプチャ映像 ※このjpegファイルはこちら
 1920uw

(4)1920×1080 15fps ミディアム(173度)設定
 
・動画のキャプチャ映像 ※このjpegファイルはこちら
 1920m

(5)1920×1080 15fps ナロー(150度)設定
 
・動画のキャプチャ映像 ※このjpegファイルはこちら
 1920na

(6)1280×720 30fps
(実フレーム20~23fps) ワイド設定 AVI形式ダウンロードはこちら
  


2.【測定時メモ映像を保存するまでの遅延の確認(2015/12/12追記)
USBカメラの接続環境
 ・SP360 4K ファームウェアV1.21
 ・パソコン Corei7-4710(4コア) アプリ停止時のCPU 5~8%(1~2GHz)、Windows 8.1
・「AG-Webカメラレコーダー」V1.2.2(フリー版)

コーデックを AGT-DCT指定した場合
 下記の遅延時間は目視レベルです。
・解像度:3840および2880 5fps指定
 【取り込み】CPU45~50% 遅延最大1~2秒
・解像度:2048 5fps指定
 【取り込み】CPU30% 遅延最大0.5~1秒
・解像度:1440 15fps指定
 【取り込み】CPU35~40% 遅延最大0.5~0.7秒
・解像度:1920 15fps指定
 【取り込み】CPU40% 遅延最大0.5~0.7秒
・解像度:1280 30fps指定
 【取り込み】CPU40% 遅延最大0.5~0.7秒
 ※遅延はプレビュー画面表示の遅延なので書込み遅延は考慮していません。


B.SP360 4K用のカメラドライバーを導入した場合

1. 映像の解像度
 カメラとしては
 ・1440×1440 15fps(ラウンドモード)
 ・1280×720(フロントモード)
 のどちらかを選択し、出力される映像は1280×720 30fps(RGB32)として扱われるようです。※v1.0.1.0を使用して確認(2015/12/23)
2015-12-23 14_02_22-記事の編集 _ livedoor Blog

2. 映像の変更
 ラウンドモードの映像は10種類から選択して、水平、垂直、ズームをそれぞれ映像を出力しながら変更が可能です。ただし、このソフトで確認した限りでは録画中の変更はできません。
 操作はのちほど動画で公開予定です。


3. (補足)ドライバーのインストール方法
 専用ドライバーのインストールはhttp://kodakpixpro.com/AsiaOceania/jp/support/downloads.phpを表示し、右にある"Other Resources Downloads"をクリック後、その下に表示される"PIXPRO SP360 4K UVC DRIVER FOR SKYPE"の[Download]ボタンをクリックし、ダウンロード後通常のインストールを行ってください。

・ドライバーを導入しても正常に表示されない場合
 以下のようにSP360 4K"PIXPRO SP360 4K UVC"を選択してもグレー表示で何も表示しないような場合、専用ドライバーが正常にインストールできていません。
2015-12-23 13_56_38-AG-Webカメラレコーダー

 デバイスマネージャを起動(「ファイル名を指定して実行」で"devmgmt.msc"を実行など)し、下記画面が表示されたところで、"イメージングデバイス"にUSB ビデオ デバイス"がある場合には削除します。そのデバイスを右クリックし"削除"を選択
2015-12-23 13_58_08-デバイス マネージャー

以下画面で[OK]ボタン。
2015-12-23 13_58_27-デバイスのアンインストールの確認

以下画面のように消えたことを確認し、"ハードウェア変更のスキャン"ボタン(またはメニューの[操作]-[ハードウェア変更のスキャン])をクリック。
2015-12-23 13_59_03-デバイス マネージャー

しばらくすると"PIXPRO SP360 4K"が表示されます。以上です。
2015-12-23 13_59_40-デバイス マネージャー

以上


【参考SP360 4KをUSBカメラとして使用する方法
 SP360 4KをパソコンにUSBケーブルで接続すると通常はUSBストレージとして動作し、内蔵のmicroSDカードにアクセスできますが、USBカメラ(Webカメラ)として認識させるにはカメラ本体で"Web camera"に変更が必要です。
 また、WiFiモードの状態ではUSBケーブルを接続してもUSBカメラとして認識しません。

(1) パソコンにUSBケーブル接続時にWeb Cameraモードにする
 動画撮影モードで下ボタンを2回押し”一般設定”画面でOKボタン。下ボタンを2回押し”USB接続モード”画面が表示されますのでOKボタン。下ボタンを押していくと”Mass Storage"、”Web Cam”が表示されますので変更したいモードに変更後OKボタンを押します。あとは下ボタンを数回押して”EXIT”が表示されたらOKボタンを押して設定変更を終了してください。
pdf - Adobe Acrobat Reader DC(一般設定)pdf - Adobe Acrobat Reader DC

(2) フロントモード(1920×1080など)で撮影する際の視野角を変更する
 動画撮影モードで下ボタンを押し”動画設定”画面でOKボタン、下ボタンを2回押し”画角設定”画面が表示されますのでOKボタン。下ボタンを押していくと”Uttra Wide"(206°)、”Middle”(173°)、”Narrow”(150°)が表示されますので変更したい視野角を表示後OKボタンを押します。あとは下ボタンを数回押して”EXIT”が表示されたらOKボタンを押して設定変更を終了してください。
pdf - Adobe Acrobat Reader DC(動画設定)pdf - Adobe Acrobat Reader DC(画角設定)

 以上


感想

 USBカメラとしてどれだけの方が利用されるかわかりませんが、新しい機能なので検証してみました。リアルタイム配信される方は簡単に広角映像を配信できるのでいいかもしれませんね。
 歩きながらリアルタイム配信される方とかでてくるかなぁ。ただ、モバイルだとアップロード側の速度がちょっと足りないだろうなぁ~とも思いますがどうなんでしょうかね?

以上

by カエレバ
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※SP360で使用可能なメモリは32GBまでですのでご注意ください。SP 360 4Kは128GBまでサポート。
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