このブログで紹介している、自宅でネットワークカメラをリモートで設定変更したいなど、離れたパソコンのデスクトップ画面がリモート操作できれば、いろいろ役に立つこともあると思います。
今回はパソコンをリモート操作する「TeamViewer」が簡単に使えたのでご紹介します。
http://www.teamviewer.com/ja/
個人で使用する分には無料ですし、操作性にも問題はなさそうです。また、パソコンがローカルアドレスでも、プロバイダIPアドレスがローカルアドレスでもお互いがインターネットに接続可能であれば大抵の環境で利用可能です。
操作する側はパソコン、MAC、iOS、Androidからパソコンの操作が可能です。
1.TeamViewerをインストールする
※操作する側、される側両方のパソコンに同じようにインストールします。
(1)以下のTeamViewerサイトに接続します。下のような画面が表示されますので、「今すぐダウンロード」を選択します。
http://www.teamviewer.com/ja/
(2)ダウンロードしたファイルをダブルクリックし実行すると、以下のセットアップ画面が表示されます。
※Windows7の場合は「発行元を確認できませんでした。このソフトウェアを実行しますか?」と表示されますので[実行]ボタンを押します。
※Windows8の場合は「次の不明な発行元からのプログラムにこのコンピュータへの変更を許可しますか?」と表示されますので[はい]ボタンを押します。
(3)ここでは、「TeamViewerの用途」で「個人」を選択し、[同意する]ボタンを押します。
(4)しばらくすると以下の画面が表示されますので、[終了]ボタンを押します。
これでインストールは完了しました。
また、自動的に以下のTeamViwerが起動します。
2.とりあえず接続する
接続するには、接続される側のパソコンでTeamViewerも起動している必要があります。
(1)接続されるパソコンのIDとパスワードを知る必要があります。
そのIDとパスワードは接続されるパソコンのTeamViewer起動画面に表示され、それは上記の「遠隔操作を受ける許可」に表示されています。※下の画面の緑で囲った部分です。
・使用中のID
・パスワード
このIDとパスワードを控えておきます。
※デフォルト設定状態では、パスワードは4桁でパソコンの再起動後などでころころ変わります。
(2)操作する側のパソコンのTeamViewer画面で先ほど控えておいたIDを入力し、[パートナーに接続]ボタンを押します。
(3)次にパスワードを入力し、[ログオン]ボタンを押します。
しばらくすると、接続される側のデスクトップ画面が表示されます。
これで基本的な接続確認ができました。
接続を終了するには、上画面のメニューバーにある「×」マークをクリックしてください。
「×」を押し、終了する際に以下のような画面が表示されますが、とりあえずそれぞれOK,キャンセルなどで終了させます。
補足:
ただ、この接続確認を離れたパソコンだと同時にすることが難しいので、同じ場所で確認できるようにリモート操作されるパソコンを設定する際には、スマートフォンなどをお持ちであればTeamViewerのアプリをApple Store、Google Playなどからダウンロード、インストールしてスマートフォンで接続確認しておくと、安心できるかと思います。
また、リモート接続する先の解像度が大きすぎて縮小表示されて文字が見えにくい場合には、リモート画面の上にあるメニューバーから「表示」「画面解像度」から最適な解像度を一覧から選択してください。
※接続されるパソコンの解像度によって一覧の値は変わります
3.ちょっと便利にする
リモートされるパソコンを毎日使う可能性があるのであれば、TeamViewerも毎回起動させ、毎回パスワードも確認する必要があります。
ちょっとそれだと大変なので、このTeamViewerを電源投入時に自動起動させ、パスワードを固定する設定があります。この設定を行えば、パソコンの電源さえいれておけばいつでもリモート・コントロール可能です。
※この設定をしないままリモートで相手側のパソコンを通常操作で再起動してしまうと、TeamViewerが起動しないので接続できなくなります。この場合、一番下側にメニュー一覧の画面がありますが、「操作」「リモート再起動」「再起動」を選択する必要があります。
以下、リモート接続される側のパソコンで設定します。
(1)TeamViewerアプリを起動し、「その他」「オプション」を選択します。
(2)「全般」が選択された状態ですので、「Windowsと同時にTeamViewerを起動」にチェックします。
(3)すると、以下の画面が表示されますので、リモート接続する際に入力するパスワードを6文字以上入力し、[OK]ボタンを押します。
※自由にパスワードを決められますが、なるべく8桁以上の英数字をまぜたパスワードにし、そのパスワードは接続するパソコンで使いますので控えておきます。
これで接続するときのパスワードも固定されるようになります。
この固定したパスワードを変更する際は以下の画面の「セキュリティ」画面の「個人的なパスワード(無人アクセス用)」のパスワードを入れなおしてください。
補足:スリープを解除することも忘れずに(2015/5/10追記)
パソコンを放っておくとスリープ状態になあり操作できなくなりますので、解除する必要があります。
121ware.com:
Windows 8 / 8.1で、スリープ状態に移行するまでの時間を変更する方法について教えてください。
4.パソコン間でファイルを送受信することもできます
リモート操作画面の上にあるメニューバーから「ファイル転送」を選択します。すると以下のような画面が表示されます。
左側が操作する側「ローカルパソコン」、右側が操作される側の「リモートパソコン」で、エクスプローラと同じような画面が表示されます。操作は簡単ですので詳細は省略します。
5.その他
(1)操作されるパソコンの電源をリモートで投入するには
操作される側のパソコンの電源をONにすることも可能のようですが、以下の設定手順書にあるようにWakeUpOnLANパケットをインターネット側から流れるようにルータのポート転送設定、BIOS、OSの設定など本腰いれてやらないとダメなのでここでは紹介までとします。
http://www.teamviewer.com/ja/res/pdf/TeamViewer-Manual-Wake-on-LAN-ja.pdf
(Wi-Fiにもスリープ解除とかできるんですねぇ)
あと、電源コンセントをインターネット経由で制御する - Belkin WeMo インサイトスイッチ レビュー(1)という方法もあります(2015/5/15追記)
(2)メニュー画面一覧
他にもいろいろ機能はあるようですが、とりあえず最後にメニュー画面だけ並べておきます。
CTRL+ALT+DELETE操作などはこのメニューにあります。
以上
今回はパソコンをリモート操作する「TeamViewer」が簡単に使えたのでご紹介します。
http://www.teamviewer.com/ja/
個人で使用する分には無料ですし、操作性にも問題はなさそうです。また、パソコンがローカルアドレスでも、プロバイダIPアドレスがローカルアドレスでもお互いがインターネットに接続可能であれば大抵の環境で利用可能です。
操作する側はパソコン、MAC、iOS、Androidからパソコンの操作が可能です。
1.TeamViewerをインストールする
※操作する側、される側両方のパソコンに同じようにインストールします。
(1)以下のTeamViewerサイトに接続します。下のような画面が表示されますので、「今すぐダウンロード」を選択します。
http://www.teamviewer.com/ja/
(2)ダウンロードしたファイルをダブルクリックし実行すると、以下のセットアップ画面が表示されます。
※Windows7の場合は「発行元を確認できませんでした。このソフトウェアを実行しますか?」と表示されますので[実行]ボタンを押します。
※Windows8の場合は「次の不明な発行元からのプログラムにこのコンピュータへの変更を許可しますか?」と表示されますので[はい]ボタンを押します。
(3)ここでは、「TeamViewerの用途」で「個人」を選択し、[同意する]ボタンを押します。
(4)しばらくすると以下の画面が表示されますので、[終了]ボタンを押します。
これでインストールは完了しました。
また、自動的に以下のTeamViwerが起動します。
2.とりあえず接続する
接続するには、接続される側のパソコンでTeamViewerも起動している必要があります。
(1)接続されるパソコンのIDとパスワードを知る必要があります。
そのIDとパスワードは接続されるパソコンのTeamViewer起動画面に表示され、それは上記の「遠隔操作を受ける許可」に表示されています。※下の画面の緑で囲った部分です。
・使用中のID
・パスワード
このIDとパスワードを控えておきます。
※デフォルト設定状態では、パスワードは4桁でパソコンの再起動後などでころころ変わります。
(2)操作する側のパソコンのTeamViewer画面で先ほど控えておいたIDを入力し、[パートナーに接続]ボタンを押します。
(3)次にパスワードを入力し、[ログオン]ボタンを押します。
しばらくすると、接続される側のデスクトップ画面が表示されます。
これで基本的な接続確認ができました。
接続を終了するには、上画面のメニューバーにある「×」マークをクリックしてください。
「×」を押し、終了する際に以下のような画面が表示されますが、とりあえずそれぞれOK,キャンセルなどで終了させます。
補足:
ただ、この接続確認を離れたパソコンだと同時にすることが難しいので、同じ場所で確認できるようにリモート操作されるパソコンを設定する際には、スマートフォンなどをお持ちであればTeamViewerのアプリをApple Store、Google Playなどからダウンロード、インストールしてスマートフォンで接続確認しておくと、安心できるかと思います。
また、リモート接続する先の解像度が大きすぎて縮小表示されて文字が見えにくい場合には、リモート画面の上にあるメニューバーから「表示」「画面解像度」から最適な解像度を一覧から選択してください。
※接続されるパソコンの解像度によって一覧の値は変わります
3.ちょっと便利にする
リモートされるパソコンを毎日使う可能性があるのであれば、TeamViewerも毎回起動させ、毎回パスワードも確認する必要があります。
ちょっとそれだと大変なので、このTeamViewerを電源投入時に自動起動させ、パスワードを固定する設定があります。この設定を行えば、パソコンの電源さえいれておけばいつでもリモート・コントロール可能です。
※この設定をしないままリモートで相手側のパソコンを通常操作で再起動してしまうと、TeamViewerが起動しないので接続できなくなります。この場合、一番下側にメニュー一覧の画面がありますが、「操作」「リモート再起動」「再起動」を選択する必要があります。
以下、リモート接続される側のパソコンで設定します。
(1)TeamViewerアプリを起動し、「その他」「オプション」を選択します。
(2)「全般」が選択された状態ですので、「Windowsと同時にTeamViewerを起動」にチェックします。
(3)すると、以下の画面が表示されますので、リモート接続する際に入力するパスワードを6文字以上入力し、[OK]ボタンを押します。
※自由にパスワードを決められますが、なるべく8桁以上の英数字をまぜたパスワードにし、そのパスワードは接続するパソコンで使いますので控えておきます。
これで接続するときのパスワードも固定されるようになります。
この固定したパスワードを変更する際は以下の画面の「セキュリティ」画面の「個人的なパスワード(無人アクセス用)」のパスワードを入れなおしてください。
補足:スリープを解除することも忘れずに(2015/5/10追記)
パソコンを放っておくとスリープ状態になあり操作できなくなりますので、解除する必要があります。
121ware.com:
Windows 8 / 8.1で、スリープ状態に移行するまでの時間を変更する方法について教えてください。
4.パソコン間でファイルを送受信することもできます
リモート操作画面の上にあるメニューバーから「ファイル転送」を選択します。すると以下のような画面が表示されます。
左側が操作する側「ローカルパソコン」、右側が操作される側の「リモートパソコン」で、エクスプローラと同じような画面が表示されます。操作は簡単ですので詳細は省略します。
5.その他
(1)操作されるパソコンの電源をリモートで投入するには
操作される側のパソコンの電源をONにすることも可能のようですが、以下の設定手順書にあるようにWakeUpOnLANパケットをインターネット側から流れるようにルータのポート転送設定、BIOS、OSの設定など本腰いれてやらないとダメなのでここでは紹介までとします。
http://www.teamviewer.com/ja/res/pdf/TeamViewer-Manual-Wake-on-LAN-ja.pdf
(Wi-Fiにもスリープ解除とかできるんですねぇ)
あと、電源コンセントをインターネット経由で制御する - Belkin WeMo インサイトスイッチ レビュー(1)という方法もあります(2015/5/15追記)
(2)メニュー画面一覧
他にもいろいろ機能はあるようですが、とりあえず最後にメニュー画面だけ並べておきます。
CTRL+ALT+DELETE操作などはこのメニューにあります。
以上
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