家庭菜園のある家の屋上や駐車場にたむろして糞をそこらにしたり、車に足跡残してしまうので親も困っていたのですが、ネットで検索してみると何やらネコが嫌がる音を発する装置があるようで、値段も手頃なので購入してみました。

で、まずはお試しなのでなるべく安いものを検索すると2製品ありました。
(1)ユタカメイク社製:ガーデンバリア (ミニ) 2014/1/18Amazon購入 3,980円

(2)PestBye社製:PB0032A 2014/1/14Amazon購入 3,770円


上の製品「ガーデンバリア (ミニ)」はAmazonでレビューが多く、人気がありそうながありましたが、こういうものに性能差はないんじゃないかと軽い考えで、デザインのいい「PB0032A」も購入してみました。

結論ですが、性能を比較したところ、検知感度も音量(音圧)も「ガーデンバリア (ミニ)」の方がよさそうです。


以下、各製品についての情報と比較です。

1.ユタカメイク GDX‐M ガーデンバリア (ミニ)

ユタカメイク GDX‐M ガーデンバリア (ミニ)
by カエレバ


猫その1現れる

猫その1,その2が仲良く現れる

猫その1が・・・

あああ・・・猫その1め

<2014/2/2動画追加>動画には写っていませんが、カメラの左側にガーデンバリアがあり、ガーデンバリアは猫が登場してきたところにだいたい真正面に向いています。また、ガーデンバリアから猫までの距離は約1.9m。カメラから猫までの距離は約2.3mです。

上記のAmazon商品説明にもありますが、説明書を見ると「赤外線センサー感知範囲:約90度、正面6メートルまで」とあります。
実際にどの程度で検知するのか実験してみました。


1.検知角度
・検知角度、左右上下ともほぼ説明書通りだと思います。
 左右約90度、水平より下約20度(感覚的には30度近くまであるかもしれません)。

2.検知距離
 検知する物の大きさ、その移動速度によって検知するかどうかが差があったので、ここでは猫の大きさを想定し片手で動かして確認しました(角度の確認の時は両手をバタバタさせたりして確認)。
 実際には以下のような動きで確認しました。
 センサーに向かって立ち、腕を体につけた状態にして、膝を体につけたまま動かないようにして手のひらを開いた状態で、センサーにむかって「バイバイ」と手をふるように手は肩から太ももを孤を描くように(約180度)往復に約10秒かけて動かします。この小さな動きで反応する距離を確認しました(猫はゆっくり動きますよねぇ)。センサー正面に手のひらがくるようにして確認しました。

 結果、確実に反応するのは5.5m。反応しなかったりは6~7m。7.5mでほとんど反応しませんでした。
 左右45度の角度でも反応に差はありませんでした。
 ちなみに、手は動かすに立ったまま正面で半歩左右に動くと約8mでも反応しました。

3.センサー感知の際の動作について
 感知すると上部にある通常の赤いLEDが、点滅してる状態から点灯に変わりその間約10秒音をだしているようです。説明書では18kHz-23kHzだそうで私(40代)が聞き取れず、20代だと気になる音なのかもしれません。

4.その他
 感度設定などはなく、単純に電源ON,OFFのみです。
 設置する際には写真にあるような白いプラスチックの土台をくっつけて地面においてください。固定するようなネジ穴等はないので、強風が吹いた時のことを考えてなにか紐でしばっておいたほうがいいかもしれません。


2.猫(動物)撃退装置(乾電池仕様) - PB0032A
猫(動物)撃退装置(乾電池仕様) - PB0032A
by カエレバ



<2014/2/2動画追加>動画には写っていませんが、カメラの左側にPB0032Aがあります。また、PB0032Aは猫が登場してきたところにだいたい真正面に向いています。PB0032Aから猫までの距離は約1.9m。カメラから猫までの距離は約2.3mです。上記のガーデンバリアミニと設置場所、向きは同じですがカメラアングルが若干上向きになっている程度の違いです。
 このPB0032Aで検証の最中に階段の下の隙間を猫がすり抜けて上に突破してしまっているのがわかったので、ガーデンバリアで検証するときにはその隙間に網を置いたので、ガーデンバリアの動画では猫が通れず迷っている様子が写っています。でも、結局柵の上から飛び越えられてしまいましたが・・・。

上記のAmazonの商品説明にもありますが、説明書を見ると「赤外線センサー感知範囲:80度、7メートルまで」とありました。
※以下の実験はすべてセンサー感度を最大にして確認しました。

1.検知角度
・左右に関しては説明書に記載(80度)がありますが、私が購入したものはそれよりも若干広いかなと思います。
 感覚的には(ライトを照らす範囲(角度)のイメージが)90度〜100度はありました。
・上下は記載がありませんでした。水平より上は10〜20度程度、下は0〜マイナス10度程度で狭いかなと思います。
 ※下側があまり角度がないので、機器を上向きに設置しちゃうと、離れた地面で動いている動物をセンサーが感知しなくなるのでやわらかい地面に設置した際には注意が必要になりそうです。説明書には「レンズが地上約15センチの位置になっていることを・・・」とありましたが上下の角度も注意したほうがいいと思います。

2.検知距離
 上記の製品と同じく検知する物の大きさ、その移動速度によって検知するかどうかが差があったので、同じ方法で確認しました。

 結果、確実に反応するのは4m。反応しなかったりは4.5m。5mでほとんど反応しませんでした。ちなみにこの「バイバイ」を1往復するのに約10秒かけています。早めに2,3秒程度の往復速度でうごすとそれより0.5m程度離れていても検知するようになりましたが、早く動かすことで体全体も若干揺れますので体全体の動きで検知されたのかもしれません。

 ちなみに、手は動かすに立ったまま半歩左右に動くと約8mでも反応しました。またセンサに近づいたり遠ざかるように動くと半歩で反応するのは5mぐらいです。

3.センサー感知の際の動作について
 感知すると青いLEDが点灯し、とともに「チッチッチッチッ・・」と馬が駆けていくような感覚?で約5秒鳴ります。音量はアナログ時計(壁掛けや目覚まし)の秒針の音を若干大きくした程度で外で使う分にはまったく気にならないでしょう(説明書では15kHz-50kHzだそうで私(40代)が聞き取れず、20代だと気になる音なのかもしれません)。

4.その他
 設定は前面にある感度設定の「Sens]つまみと、波長設定の[Freq]つまみがあります。
 波長は対象となる動物によって選ぶのでとりあえず迷うことはないと思います(ま、以下の説明書にある数値をとりあえずね)。
 説明書にセンサーの「波長の設定」というのがあったので説明書を失くした時のために記載しておきます。-----------
 種類 波長目盛(機器の右側のつまみ[Freq.])
 猫  3〜5
 犬  3〜4
 狐  3〜6
 リス 2〜7
 げっ歯類(ネズミなど) 2〜7
 昆虫 2〜7
 ゴキブリ 9〜11
 ------------------------------------------------------------------------------
 私が購入した目的は猫でしたので4で試してみようかと思いますが、昆虫やゴキブリってそもそも赤外線センターに反応するんだろうか・・・・。

 残る感度センサー感度の設定はアナログのつまみで調整できるので自由にできますが、確実に動きのあるものに反応させたければ最大にして機器正面から90度4mの範囲で設置できればと思います(上下の角度が狭いので高低差のある範囲には複数台必要になると思います)。
ただ、センサーが届く範囲に赤外線に反応するものが動いてて電池代を抑えるために弱めたい場合には試行錯誤が必要になりそうです。

 ちなみにAmazonで購入した製品にはA4の紙2枚の日本語の説明書が入っています。ま、説明書は見なくても上記の波長設定だけ知っていれば大丈夫です。あと、地面に突き刺すような設置か機器上部に引っ掛けるようの穴があいていますのでどちらかの設置方法になります。やわらかい土に突き刺す設置をする場合には傾きセンサーが感知しなくなることも考えられますので電池交換などのタイミングで傾きも確認したほうが良さそうです。
また、この製品の製造元?www.pestbye.comを見てみても製作中なのか製品情報はなさそうです。

3.製品比較(PB0032A と ガーデンバリア (ミニ))
 今回、上記2製品の性能を比較してみましたのでまとめて以下に記載します。
確認方法は、手をばたばたさせたり、音圧は手持ちのiPadで無料のアプリで確認していますのですべてが正確な数値ではありませんが、参考程度としてください。

(1)検知角度(両手をバタバタして機器より約2mで確認)
 ■PB0032A
 ・左右   :約100度
 ・水平より上:約10~20度(最大)
 ・水平より下:約0~10度(最大)

 ■ガーデンバリア (ミニ)
 ・左右   :約90度
 ・水平より上:約0度(最大)
 ・水平より下:約20~30度(最大)

  左右の検知範囲はPB0032Aが少し広いようです。上下幅についてはどちらも最大20度~30度程度で水平より若干上に向いているのがPB0032A、若干下向きなのがガーデンバリア(ミニ)のようです。

(2)検知距離(単位:メートル) ※0.5間隔で確認
 ■PB0032A ※感度は最大で確認
  検知の大きさ    :距離
 ・手のみ(猫想定)  :4(~4.5まで検知)
 ・全身半歩左右移動  :8(8以上は未確認)

 ■ガーデンバリア (ミニ)
  検知の大きさ    :距離
 ・手のみ(猫想定)  :5.5(~7.0まで検知)
 ・全身半歩左右移動  :8(8以上は未確認)

  全体的にセンサーの検知感度はガーデンバリア(ミニ)の方が高いようです。また、左45度の場所で感度確認した際もどちらの機械も検知結果は同じような値でした。

(3)音圧(単位:dB)
 数値はiPadアプリで5回測定した最大値です。カッコ内は私が数値を見ながら平均と思われる値(想像値)ですので参考程度です。またそのアプリでは20kHzまでしか測定はできませんでした。
 ■PB0032A
  左右角度|  距離:1m   4m   8m
 ・正面       :80.6(78) 72.3(67) 68.8(63)
 ・左右45度    :80.8(76) 73.3(66) 69.2(63)  ※実際にはスピーカーを前に見て左側約45度でのみ検証しました
  ※メーカー側の情報として音圧についての記載は特になし。周波数は15kHzから50kHzとあります。
   周波数はiPadアプリで確認すると、チッ(約15kHz)チッ(約17.5kHz)チッ(約20kHz)チッ(それ以上)・・・という音とともにそれぞれの固定の周波数で特定の周波数だけ出力しているようです。周波数設定を最大にすると20kHz以上あたりから出力されているようです。

 ■ガーデンバリア (ミニ)
  左右角度|  距離:1m   4m   8m
 ・正面       :96.8(94) 89.7(83) 83.3(77)
 ・左右45度    :84.2(78) 72.8(65) 67.7(62)  ※実際にはスピーカーを前に見て左側約45度でのみ検証しました
  ※メーカー側の情報として音圧について箱裏面などに1mで100dB、4mで88dBと記載あります。周波数は18kHz~23kHzとあります。
   周波数はiPadアプリで確認すると周波数が約17kHz以上~20kHz(実際にはそれ以上の周波数)の範囲で滑らかに変化するように特定の周波数だけ出力されているようです。

  PB0032Aは正面、左右45度にかかわらず同じ音圧でした。
  ガーデンバリア(ミニ)はスピーカーの周りのプラスチックの形状の特性もあってか、正面が強く出力されるようです。音圧が高いのかテストしていると耳鳴りのような違和感を感じることがありました。
  比較すると音圧はガーデンバリア(ミニ)の方がかなり強く出力されていますが、猫が嫌がる音(周波数や音圧)なのかはわかりませんので、音圧の比較にどの程度の意味があるかはわかりません。

(4)その他比較
 ・感度の設定はPB0032Aにありますが、ガーデンバリア (ミニ)にはありません。
  検知距離を4m以内にしたい場合には有効な機能だと思います。壁などがあっても反応はしませんので赤外線の発し動きがあり反応させたくないものが4m以上先にある場合に有効。ただし、他の方がレビューしていますが特定の方向だけ防ぎたいのであれば何かその間に遮蔽するものを置くとそれでも対処できると思います。
 ・周波数設定(おそらく最少(15kHz~30kHz程度)の範囲で同一間隔の周波数で均一に鳴らしているから最大(20KHz~50kHz)の範囲を鳴らす範囲を、手動で変更するのがPB0032Aで、対象に応じて手動設定。ガーデンバリア (ミニ)は設定はありませんが「変動超音波」とあり18kHz~23kHz内の範囲で特定の周波数を周波数をなめらかにランダムに上下させているようです)。
 ・電池はどちらも別売です。電池はPB0032Aは単3を4本、ガーデンバリア (ミニ)は単2を4本必要とします。電池消費量、1回で利用できた期間などは検証していませんので不明です。同じ場所で設置しても音圧や音の長さ、センサー検知などに違いがありますので環境によって異なるかもしれません。
 ※検証ではeneloop単三8本を購入し充電が終わったものを使用しました。また単三から単二に変換するサイズ変換スペーサーを使用しています。
 Panasonic eneloop 単3形 8本パック(スタンダードモデル) BK-3MCC/8
 Panasonic 単3形充電式電池用 サイズ変換スペーサー 2本入 (単2サイズ) BQ-BS2/2B

4.効果は? <2014/2/2追加>
 ネットワークカメラを設置して効果を確かめてみようと思います。2014/2/2に家の玄関に設置するとさっそく猫が現れました(上記に動画を追加しました)。
 ガーデンバリアミニの方の動画をみるとわかりますが、猫その1とその2の反応にかなり違いがあります猫その1は終始ほとんど知らんぷりですが、猫その2はずっと警戒し続けています
 階段を上がってくるのはわかっていて猫の通り道はかなり狭い範囲なので、設置場所を変えてみたりして再度検証してみようかと思います。猫その1についての動きを見る限り通り道にはまったく効果がないような感じですが、Amazonレビューを見ても効果のありなしについて違いがあるのがわかる気がします

5.最後に
 この設置することでご近所の動物にも影響がある可能性がありご迷惑、トラブルの原因にもなる可能性がありますので設置する際には敷地の内側にむかって設置したほうがいいかもしれません。できれば角っこでしょうかね。どうしても設置場所の問題でセンサー検知する方向が一部外向きになる場合には、あらかじめその場所にセンサーを遮蔽するものを置いておけば不必要な検知は回避できるでしょう。ただし、検知すれば結局スピーカーは鳴ってしまいますが・・・。

 さて、購入しようと思った方はもう一つの製品が気になっているかもしれません。ガーデンバリア(ミニ)を製造しているのメーカーであと2製品あるようで、その設置場所近くにコンセントがあるのであれば「ガーデンバリア GDX‐2」というのも検討しましょう。ただ、約8,500円(電池ではなくACアダプタを購入する場合さらに約2,500円)で値段が倍以上にはなりますが以下の製品があります。
ユタカメイク ガーデンバリア GDX‐2
by カエレバ

※ACアダプタは別売りなのでご注意を。
もし、近くにコンセントなければ頑張って外でも使用可能な延長コードをつなげてもいいかもしれません。ただし、室内からの延長だと窓あけっぱなしになるので不用心ですので必ず屋外にあるコンセントをまず探してください

 性能的にはメーカー資料でミニと比較すると
 ・感知範囲
  左右角度:90度で同じ
  直進距離:約6m→最大13mとほぼ倍
 ・音圧
  1m:100dB→105dB
  4m: 88dB→ 93dB
 10m: 記載なし→ 85dB

 (参考)騒音レベル(引用元:Toho Seiki Co., Ltd.「日常生活での一般的な騒音レベル」
 110dB:ヘリコプターの近く・自動車のクラクションの直前
 100dB:電車が通る時のガード下・自動車のクラクション
  90dB:大声・犬の鳴き声・大声による独唱・騒々しい工場内
  80dB:地下鉄の車内(窓を開けたとき)・ピアノの音 聴力障害の限界

 数値だけを見ると爆音ですが、実際には私(40代)が気づかない周波数だったりするので不快に感じる音が人によって違うように猫によっても違うと思います。

 (参考)人には聞こえない高音がよく聞こえる(引用元:花王「猫学」
  人が聞き取れる音の周波数が20~2万ヘルツ、なのに対し、猫では30~6万ヘルツまでの高音を聞き取ることができます。

 ガーデンバリアのミニかGDX-2で私も迷ったのですが、広い範囲でなくていいのとコンセント電源が必要ないミニを選びました。猫の居場所がかわり、それによって設置場所によっては電源がとれないんじゃなかいと思ったからです。
 また、電池を使用する場合には当然定期的に電池交換は必要で、eneloopの単3が4本とその受電器と単3から単2サイズに変換(ミニの場合)するためのものも同じ数を新規に購入する約3,000円します。万一、猫に対する効果が無いときのショックを抑えるため、最初はeleloopではなく普通の単2電池を使用したほうがいいかもしれません。


 初期費用はミニは約7,000円(eneloop関連込)、GDX-2は約11,000円(ACアダプタ込)コンセント電源がとれるか、広い範囲をカバーする必要があるのか、電池交換はおっくうで仕方がないと思うタイプなのか、が製品を選択する要素となりそうです。また、本当に有効なのかテストするのであれば高いですがGDX‐2を1つ購入すべきなのかもしれませんね。



ユタカメイク GDX‐M ガーデンバリア (ミニ)
by カエレバ

猫(動物)撃退装置(乾電池仕様) - PB0032A
by カエレバ