GoPro HERO5と同時にGoPro初のドローンのKARMAが発表され、その発表から約1週間後にDJIから折りたためば全長20cmで自動追尾に障害物回避可能な高性能な小型ドローンMavic Proが発表されました。私は初めてドローンを購入しようと思っているのでいろいろ調査してみます

DJI Mavic Pro
 下動画は日本での発表会で、実際にMavic Proを動かして各機能について説明されていましたのでおすすめです(前半は機能概要説明、5:20~Mavicを飛行させて各機能のデモ)
 
 ↑Engaget日本版:「動画:DJIの新型ドローン『Mavic Pro』、ペットのような追跡機能、自撮り棒を過去に追いやるジェスチャーモード」より(2016/9/29)
 
 AV Watch:「DJI史上最も小型のドローン「Mavic Pro」日本公開。10月15日発送開始で約12万円(2016/9/29)
 DRONE:「DJI MAVIC Pro発表!他社の追随を許さない高機能で手頃なドローンの登場[ニューヨーク発表会レポート]」(2016/9/28)

 プロモーション
 
 <DJI:DJI - Introducing the DJI Mavic>

 スポーツモード
 
 <DJI:DJI - Mavic - Fun of Flying>

 ライブストリーミング
 
 <DJI:DJI - Mavic - Livestreaming Across the World>

 レビュー
 
 Engadget:DJI Mavic Pro: Hands On>
 
 DigitalRev TV:DJI Mavic Pro Hands-on>


GoPro KARMA

 レビュー
 
 <CaseyNeistat:GOPRO DRONE!!! Karma flying in NYC>
 プロモーション
  
 <Engadget :GoPro's foldable Karma drone: Hands-On>

DJI Mavicスペック一覧、GoPro KARMAスペック一覧

私が気になった順で比較すると
・Mavicがより小型軽量
 折りたたみ時サイズ
  Mavic:198×83×83mm(奥行き×幅×高さ)
  KARMA:365.2×224.3×89.9mm(奥行き×幅×高さ)

 飛行時サイズ
  Mavic:(確認中)
  KARMA:長さ303mm、幅411mm、厚み117mm

 重量
  Mavic:743g (ジンバルカバーを含む)
  KARMA:1,006g(カメラ含まず)

・Mavicは自撮りもかんたん
 Mavicには画像認識でスマホ画面で指定した対象物を自動追尾(被写体と並走「プロフィールモード」、被写体のまわりを回る「トレースモード」)、Mavicは静止した状態でカメラのみ対象物を自動追跡する「スポットライトモード」機能がある。

・Mavicには障害物回避機能がある
 時速36kmまでなら進行方向最大15m先にはる障害物を検知、回避可能。自動追尾中も障害物回避可能。

・カメラ
 どちらもカメラはドローン前方に取り付け、3軸ジンバルがあり安定した映像が撮れる。
 Mavicはピッチ[垂直方向]-90°~+30°、ロール[水平方向]0°または90°)。専用4Kカメラ(4K/30fps,1080p/96fps)。画角78.8°。microSDカードは別途(最大64GB)
  DJI Phantom4との写真画質比較動画はこちら

 KARMAはカメラが別売りで、アクションカメラのGoPro HERO5,HERO5 Session,HERO4(HERO4用ハーネス別売り?)を取り付けられる。

 ※KARMAはジンバル部分と付属「Karma Grip ハンドル」を使って手持ち3軸ジンバル(約1.75時間利用可能)としても使える36,000円(税抜)で単体でも売ってますが、+54,000円(税抜)でドローンも買えると思うと悩むでしょ?
 
 レビュー動画 ※下記動画は頭部に装着していますが、2017年初頭発売予定の延長ケーブルがないと固定しにくく、グリップハンドルでちょんまげになるはずだけど・・・
 
 Abe Kislevitz:GoPro Gimbal Comparison - Karma Grip>

・コントローラーと伝送距離
 KARMAはカメラの映像が見えるモニター付きコントローラーが付いている。Mavicはスマホを別途用意する必要がある
 Mavic:4km(障害物および干渉がないこと)でフルHDストリーミング可能。日本の電波法の関係で送信機仕様で7kmを4kmに制限しているようです。スマホだけで直接操作する場合には70m程度(最大80m)※スマホ次第だと思いますが、もっと短いはず。
 コントローラーの重さ、利用可能時間、充電時間は不明。コントローラーとスマホは付属ケーブルで接続します。コントローラとケーブル位置が分かる動画またはDJIチュートリアル動画Linking the Remote Controllerでどのような構造か確認できます。
 ※利用可能なスマホサイズ:厚さ6.5~8.5 mm、最大長160 mm 、ケーブルタイプ:Lightning(付属)、Micro USB(付属)、Type B(ケーブル別売)、Type C(ケーブル別売)。
 スマホに導入するDJI GOアプリは、10/1現在iOS 8.0以降でAndroidは現在Mavicに対応したバージョンを公開していないようです。お持ちのスマホが利用可能かサイズとアプリ対応をご確認ください。

 KARMA:1km
  5インチ720pモニタ。コントローラーの重さは625gで4時間利用可。

・Mavicに別売専用ヘッドマウントディスプレイ
 「DJI Goggle」伝送遅延は120msで飛行中の映像を見ることができる。価格、発売時期不明。
 ただし、国内では屋外での利用にいろいろ制限、規制?があるようで屋内での利用に制限されるかも。私はすぐ酔いそう

・飛行時間
 Mavic:最大27分(通常21分
 KARMA:最大20分

・最高速度
 Mavic:通常38.5km/h。スポーツモードで65km※衝突自動回避や自動追尾は不可。写真撮影でアングルを細かく調整したい場合や室内などはトライポッドモードで最高速度を3.6kmに落としてゆっくりと動かすこともできる。
 KARMA:56km/h(35mph)


 撮影というより上空を飛行機のように飛ばしたい、という方にはより早く、より長く飛ばせる固定翼の最高速度80km、最大45分間飛行可能なParrot Discoも静止して撮影などしなくてもいい方はいいかもしれません。
 AV Watch:「パロット、時速80kmで飛べる固定翼ドローン「Disco」。VRゴーグルで飛行映像体験も(2016/9/27)
 ASCII:「Parrot、HMDで臨場感抜群の固定翼ドローン「Disco」(2016/9/27)
 115×58cm(幅×奥行き)、750g。10月中に発売。コントローラとカメラ(前方固定1080p)がついていて価格18万円(コントローラーとヘッドマウントディスプレイ付き。ただし、ドローンと違って広く、長めにそして芝生などクッションのある着陸場所で飛ばす必要がある。市販の送受信機のフルマニュアルで操縦も可能なようになっていて、ドローンと違って飛ぶ、操縦する楽しさがあります。アプリ別途購入で自動フライト設定も可。
 
 <Parrot:Parrot DISCO FPV - Official Video>

・価格と発売日
Mavic Pro
 DJI直販 119,800円(税・送料込)10月下旬15日から順次発送開始。 Apple Storeでも販売(ただし、出荷は11月初旬のようで遅くなるようです)。
 同梱日:専用コントローラー、プロペラ6枚、ACアダプタ、送信機用USBケーブル(Lightning用1本、Sandard MicroUSB1本)など同梱(映像を見るためにはスマホが別途必要)

 アクセサリーバンドルモデル:155,800 円(税・送料込。基本構成に下記消耗品やバック、カーチャージャセット品追加でバック価格分お得)
 内容:基本構成にくわえて、予備プロペラ2枚✕2[単品価格972円✕2]、予備バッテリー2個[10,584円✕2]、充電ステーション(同時4本まで可)[4,644円]、バッテリー パワーバンクアダプター[2,268円]、ショルダーバッグ[9,396円]、車での充電用にカーチャージャー[5,832円]
 ショルダーバックの内部はこちらの動画(4:08~4:40あたり)で雰囲気はわかります。



KARMA:10月27日販売※9/28現在、GoPro直販は販売可能になったらメール通知を受け取れる状態

 GoPro直販 90,000円税別。税込97,200円)カメラは別途(HERO5 BLACK 47,000円(税別10月8日発売)、HERO5 Session 36,000円(税別10月8日発売)
 内容:ドローン本体、バッテリー、プロペラ(6枚)、専用コントローラー、GoPro3軸ジンバルを手持つするグリップ、ケース

 AV Watch:「GoPro、ドローン「Karma」や”声で操作できる”新アクションカム「HERO5」を披露(2016/9/28)
 上記記事に「「Karmaの日本での発売日や価格は未定だが、『日本では今年の秋に発売したい』という」というコメントあり。もしかして日本でサポートを含めた販売はまだ先の話しなのかも・・・
 ※GoPro日本総代理店 株式会社タジマモーターコーポレーションのドローン取扱は10/1現在で未定。GoPro直販で買うのは危険かも・・・調子が悪くて見てもらいたいときはどうするんだろ・・・海外に発送?。

・オプション、アクセサリー
 Mavic 本体、アクセサリー一覧
 KARMA アクセサリー一覧

 以下、主なアクセサリー
 交換パーツ
 ・追加バッテリー
  Mavic 10,584円
  KARMA 11,500円(税別)
 ・プロペラ
  Mavic 正、逆それぞれ1枚セット?972円
  KARMA 正、逆それぞれ2枚セット2,400円(税別)
 ・ジンバルカバー※Mavicのみ
  Mavic 1,296円
 ※KARMAはモーターアームやジンバルを含めた部品、送信機、KARMA本体まで個別に購入可能です。

 追加オプション
 ・送信機とスマホ接続ケーブル※Mavicのみ
   Mavic ケーブル(972円~2,268円)※Lightning1本とStandard MicroUSBケーブル1本は本体付属
 ・専用ヘッドマウントディスプレイ※Mavicのみ
   Mavic 不明


保証とサポート
 ドローンは高価な精密機器ですが落下や衝撃で壊れやすく、どちらも海外企業ですので故障時の対応が気になるところ。折りたためる分強度が弱いはずなのでアーム破損がかなり心配です・・・。
・DJI JAPAN
 DJI サポート 直販でない場合には販売店が一次窓口のようですが、販売店の対応がよくなければ直接問い合わせできるようです。神戸でサポートを行っているようで基本はメールで故障はサポートへ宅配便で発送(送料自己負担)のようです。
 ちょっと気になるのはアフターサポートの保証期限。直販購入時で15日以内なら無償交換可、受取1年以内は有償、1年すぎると有償でもサポートしない。一般的な家電のように無償は1年ではなく15日、1年すぎると有償でも保証しない。1年後は購入できる部品以外で壊れたら破棄、買い替えです。

・GoPro
 GoPro Care:10/1現在「COMMING SOON」表示で不明。でもこれって米国の話しかも・・・。
 交換用部品は豊富にあるのである程度は自分で解決できるかも。気になるのがGoPro直販で買ったときは壊れたとき、点検は海外に発送なんでしょうかね?日本代理店の方もいきなりドローンのサポートといっても技術、ノウハウのハードルめちゃ高そうだから大変。

 怖いのが、外観で破損ってわかればいいのですが「なんか動きが安定しない」、「突然制御不能になる」など不定期であいまいな現象があった場合、メーカーで点検・修理してくれないと困りますよね。もちろん点検だけでも有償(1万円ぐらい?)ですが・・・


感想
 GoProはDJIとの共同開発検討でよくばりすぎて後悔してるだろうなぁ・・・。いきなり値下げとかありそう。
 私は初めてのドローンはMavicにします。早速Mavicを9/29に予約購入しました。ただ、Impressの記事にはMavicは10月15日発送開始とあるが、私の買った店舗から実際にいつ発送、届くのかがわからないのが心配・・・。
 Mavicは本体形状がいいのでスポーツモードで飛ばしたい人はカラーリングして個性出したい人もいるだろうなぁ。でもそうすると保証外になったりして・・・

 ちょっとおもしろいおもちゃが10月発売されるようです。
Parrot Manbo
 付属エアガンで打てたり、ものをつまんで運べる小型軽量63gで最高速度29km/h。15,000円で10月発売予定のドローンはクリスマスプレゼント候補になりそうですよ。コントローラーは別売5,000円でスマホでも可。ただ、「550mAhバッテリを内蔵し、飛行時間は操縦モードにより異なるが、最大9分25分間で高速充電(別売2.6A充電利用時)に対応する」でバッテリー交換はできないようです。9分遊んで25分充電して9分遊んで・・・う~ん、どうでしょうかね。
 Engaget日本版:「キャノン砲とマジックハンド搭載ドローン「Parrot Manbo」に男の夢が詰まり過ぎている件(動画)
 AV Watch:「キャノン発射、角砂糖も運べるミニドローン「Parrot Mambo」
 


補足:ドローンは飛ばせる場所と高さが決まってる!
 ドローン購入前に気になるのは飛行禁止エリアの存在です。特に東京都23区内ではほとんど飛行禁止エリア。たとえ人のいない河川敷や私有地(自宅の庭や農地)であっても飛行禁止エリアでは許可・承認手続きが必要です。200g以上のドローン(ラジコン飛行機なども含む)が対象になります。
 DJIにはGEO FENCE機能で決められた範囲内や進入禁止機能があるようだが詳細不明。

飛行禁止エリア
 ・DJI:フライングエリアの制限
 ・ドローン専用飛行支援地図サービス SoraPass アカウント登録必要(無料) おすすめ
 ただし、成田、中部、熊本、那覇空港のような政令空港などは上記サイトで表示される禁止エリアより広がることも・・・。飛行場周辺については上記サイトはかなり曖昧ですので、下記も一度ご確認ください。実際には結構違います
 (1)Webで見るなら国土地理院:「地理院地図「空港等の周辺の空域(航空局)
 (2)インターネットに接続できない場所で飛行する場合は画像として保存できる(国土交通省空港等設置管理者及び空域を管轄する機関の連絡先についてで空港等の周辺(進入表面等の投影面下)に該当するか、地図の進入表面等の設定状況で確認しましょう(補足:進入表面等について(概要)PDF)。
 ※上記「空港等の周辺」地図は民間空港のみ記載されているようで、自衛隊、米軍飛行場などはSoraPassで大まかな範囲を確認して近づかない方がいいでしょう・・・。

飛行ルール
・国土交通省:無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール
 「無人航空機(ドローン、ラジコン機等)の安全な飛行のためのガイドライン(PDF)」
・警察庁:小型無人機等飛行禁止法について 国会議事堂、領事館や原子力事業所の周囲およそ300m
・総務省:「ドローン」による撮影映像などのインターネット上での取扱いに係るガイドライン(PDF)」

飛行ルール抜粋
日中(日の出から日没まで)に飛行させること
常時肉眼の範囲内 ※木や建物の反対側などの見えない場所や、操縦モニターのカメラ映像や双眼鏡に写っていてもダメ。第三者が目視、監視していてもダメ(操縦者の肉眼のみ)。
・危険物輸送や物の投下はダメ。
空港周辺や人口密集地の上空は飛行禁止エリア
 空港周辺は上記のサイト、地図を必ずお確かめください。
 飛行禁止エリアでなくても、人やモノから直線距離で30m以上離れること(真上30mも含まれるが避けるべき)。ただし、多数の人が集まる催し(スポーツ大会、縁日、コンサートなど)や場所や学校および病院など、高速道路や新幹線の上空は30m以上離れていてダメ。
 飛行可能なエリアであっても地表または水面から高さ150m以上は飛行不可
 屋内や四方と上空がネットなどで囲われている場所は飛行禁止エリアでも飛行可
外国の重要施設、原発、石油コンビナート、発電所の周辺300m以内は飛行不可SoraPassの地図は自衛隊基地は黄色、病院や学校、米軍基地施設は灰色、原子力は赤など色を変えて表示しますのでわかりやすくおすすめです。
・自治体の管理する公園、神社仏閣や重要文化財などの管理者が飛行禁止の看板を掲示している場合
・ルールや飛行許可をもらっていても第三者の土地上空は所有権の侵害、肖像権の侵害に当たる可能性を考慮。特に住宅地にカメラを向けない、人や顔、ナンバープレートや生活状況を推測できるような私物(洗濯物や趣味がわかるもの?)にぼかし処理を入れる。

もし、飛行禁止エリアで飛ばしたい場合、高度150m以上や飛行場周辺の場合は空域を管轄する空港事務所長+国土交通大臣、それ以外は国土交通大臣(国土交通本省)に飛行開始予定日の少なくとも10日前(土日祝日等を除く。)まで申請・承認が必要で、記載内容の確認調整が必要ですので余裕をもって手続きをすすめる必要がありそうです。下記サイトに具体的にわかりやすく記載されていました
 ドローンTrends:ドローンの飛行申請から実際の飛行までの流れを確認しよう

他に、「4.改正航空法に関するよくあるご質問」の「無人航空機に関するQ&A(PDF)」も見ておきましょう。

以上
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